NHKは2日、2023年度前期の連続テレビ小説について、神木隆之介主演「らんまん」を放送すると発表した。男性が主人公となるのは、作曲家古関裕而をモデルにした20年度前期「エール」の窪田正孝以来。

 同局の番組紹介サイトによると「らんまん」のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎(1862―1957)。「激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成します」としている。牧野の生涯は幕末から明治維新を経て戦後にわたる。人物・団体名などは一部改称し、フィクションとして放送する。長田育恵氏がオリジナル脚本を手がける。

 現在「カムカムエヴリバディ」が放送中の連続テレビ小説。4月11日に黒島結菜主演の「ちむどんどん」が始まり、22年度後期は「舞いあがれ!」で福原遥がヒロインを演じる。

 窪田以来の男性主演となる神木は、05年の大河ドラマ「義経」で源義経の幼少期「牛若」を演じ、12年「平清盛」で義経役に抜てきされた。64年東京五輪をテーマにした「いだてん」ではビートたけし扮する落語家古今亭志ん生の弟子役に起用されるなど、大河出演は4作。

 朝ドラ主演に「人生でこんなに嬉しい事が起きるのかと驚きました。それと同時に長く深く誰かの人生を生きるという責任、とにかくひたすら一生懸命生きます」とNHKサイトを通じてコメントした。