27日放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、年に似合わぬ達観ぶりが話題になっていた「吉右衛門」少年が、成人して久々に登場。視聴者を喜ばせた。

 吉右衛門は、2代目ヒロイン「るい」(深津絵里)と夫の錠一郎(オダギリジョー)が京都で始めた回転焼き店に近い荒物屋「あかにし」の若店主として現れた。初代ヒロイン・安子(上白石萌音)を中心に描いた「岡山編」で、吉右衛門は戦前・戦中に父の吉兵衛が営んだ「あかにし」の息子だった。

 当時、ラジオ英会話に聴き入る安子を「敵性語を勉強とは」ととがめる吉兵衛に対し「聞いたらいけんもんじゃったら、そもそも放送せんじゃろう」と意見するなど、子供なのに達観したかのような〝吉右衛門語〟は話題になり、やがて物語から姿を消すと「ロス」の声も出た。

 今回の再登場では、るい夫妻に「商店街出てってもらう」と嫌味な言葉を吐き、母親が「昔は素直な子やったのに」とこぼす場面も。ただ、久々の吉右衛門にSNSは沸いた。公式ツイッターが「吉右衛門ちゃん。確かにお父さんに似てるだけでなく、物件選びもそっくりなんですね。甘い物好きなとこも。。」とつぶやくと300を超えるリツイートと6000超の「いいね」がついている。

 これで視聴者に思い起こされたのが、前時間枠の「おはよう日本」で朝ドラ送りが人気の高瀬耕造アナウンサーだった。かねて吉右衛門に言及しており、今月18日には桑子真帆アナに「まだ言ってる」と言われながらも「でもどこかで出てくるかと思っているんですけれど」と話していた。

 視聴者からは「安否を心配していた高瀬アナ大喜びやな」「一番喜んでるのは高瀬アナ」「明日の朝ドラ送りは吉右衛門ちゃんで決まり」とツイッター投稿が続いた。

 復活吉右衛門のシーンでは部屋に遺影らしき写真が飾られており、その顔は吉兵衛。息子もそっくりで、堀部圭亮が父子二役を演じた。