かつて日本人初の世界ヘビー級王座を目指した西島洋介(48)が16日、大阪市のメルパルクホール大阪で行われた亀田興毅氏が会長(35)を務める「3150ファイトクラブ」のボクシング興行「3150ファイトVol.1」に参戦。全日本選手権ライトヘビー級2連覇の但馬ミツロ(27=3150ジム)と3分4Rのスペシャルマッチ(JBC管轄外)を行った。

「戦うのは48歳までと決めていた」という西島の要望でグローブは12オンス、ヘッドギアなしで行われたスペシャルマッチ。西島のパンチを受け止めていた但馬は第2ラウンドで、その思いに応じるように打ち返し、レフェリーストップ。最後は会場全体に「10カウント」が鳴り響き、西島は格闘技人生に幕を下ろした。

 西島は「2004年にボクシングは引退しているが、こうしてまた引退させてもらった。2回も引退試合をさせてもらえるなんてありがたいし、恵まれている」と但馬と声をかけてくれた興毅会長に感謝。「最後はどうしてもボクシングで終わりたかったし、これで思い残すことはない」と清々しい表情で語った。

 但馬については「大きいし、スピードもある。勘もいい。世界でも結構イイところまで行けるんじゃないか」と自らが成し遂げられなかった夢を託した。