14日に幕を開けたボートレース住之江のSG「第36回グランプリ/グランプリシリーズ」はのっけから波乱が続出。何やら不穏なムードが漂っている。

 もちろん今大会は「グランプリ」が〝華〟、メイン扱いとなるが「グランプリシリーズ」だって目が離せない。そのシリーズ組で狙ってみたいのが片岡雅裕(35=香川)。

 初日4Rは深川真二(47=佐賀)の前づけもあり深めの2コース発進となったが、イン今垣光太郎(52=福井)をしっかり差し切り、1着発進を決めた。

 レース後は「出足、一瞬の足はいいと思う。ただ、体感がしっくりきていませんね。もう少ししっかり差せるようにしたい」とどん欲に機力アップを狙っている。

 2017年7月のびわこ開設65周年記念を制してGⅠウイナーの仲間入り。その後は18年11月の芦屋チャレンジCでSG初優出(4着)もあるが、その後はいささか〝鳴かず飛ばず〟。

 本格化、ブレークなどとは言い難い近年のレースぶりだ。本人もその辺りを自覚しているようで「タイトルが欲しいですね。自分が忘れられそうなので…」と自虐気味に笑った。

「結果がついてくれば自信も出てくる。調整面も乗り方も足りないことばかりだけど流れに乗って何とか爪痕を残したい」とこの年末決戦に懸けている。