“2人の父”が離れてしまう…。人気タレント・ローラ(24)の父で詐欺罪に問われたバングラデシュ国籍ジュリップ・エイエスエイ・アル被告(55)の判決公判が5日、東京地裁(横山浩典裁判官)で開かれ、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の有罪判決が言い渡された。ジュリップ被告は帰国の意思を表明している。さらに、ローラが“東京の父”と慕っていた所属事務所の元幹部が、ローラの元を離れていたことが発覚。ローラにとってこれからが本当の正念場になりそうだ。
お騒がせオヤジは、最後までお騒がせだった。公判は午前10時に開廷予定だったが、ジュリップ被告は「交通事情のため」(地裁担当者)約40分も遅刻。厳粛な司法の場が異例の事態に見舞われた。
開廷後、横山裁判官から執行猶予を告げられ、「判決内容は分かりましたか?」と尋ねられたジュリップ被告。2~3秒固まり、ウンウンとうなずいて「ハイ…」と答えた。だが、直後に「もう一度」と通訳を介して説明を求める。量刑と執行猶予の意味と内容が分からなかったようだ。横山裁判官も困惑気味で、担当弁護士ですら苦笑いだった。
判決によると同被告は東京・多摩市から約98万円、AIG(当時)から約19万円、第一生命から49万円の海外療養費、保険金をそれぞれだまし取った。
ジュリップ被告は今後について、第2回公判(1月30日)で「バングラデシュに帰国して車の会社で働く」と語っている。愚父が日本から離れ、ローラは何を思うか…。
一方で、ローラの“東京の父”と呼ばれた所属事務所幹部も、約1年半前に退社していたことが判明。芸能プロ関係者が明かす。
「ローラの事務所は社員数が10人程度で少ない。その幹部は、ローラの実質的なマネジメントも兼務していて、やり手だった。『ローラちゃん』と呼び実娘のようにかわいがっていて、彼女のブレークに多大に貢献。ローラもこの幹部を父のように慕っていた」
2013年6月に、ジュリップ被告が国際手配されたニュースが流れた時も、この幹部がローラのために暗躍した。当時バングラデシュにいたジュリップ被告が虚偽の申請書を東京・世田谷区役所に提出し、海外療養費約87万円をだまし取った疑いで警視庁組織犯罪対策1課は逮捕状を取った。実父の容疑は、娘に飛び火しかねないスキャンダルに発展した。
「このトラブル処理で、幹部が陣頭指揮を執った。だけど13年10月に事務所を突然退社。逮捕状の一報が出た約4か月後だったため、事務所を辞めた理由をめぐって不穏な臆測が流れた。『トラブル処理がうまくいかなかったことの責任を取った』などとも言われたが、定かではない。突然の退社でローラは相当ショックを受けていた」(前出関係者)
ローラにとっては、実父もいつ逮捕されるか分からない不安な日々を送っていたところに、“東京の父”が離れていった。さらに追い打ちをかけるようにジュリップ被告は昨年10月、詐欺容疑で逮捕された。
ジュリップ被告には有罪判決が下り、事件は一応の決着を見たが、国際手配から約1年9か月に及ぶ過程でローラは“2人の父親”を失おうとしている。
「すでにテレビ番組のレギュラーを失い、今はCMやモデル業が中心。父親の事件が一段落し、ここからが本当の正念場。さらなる活躍で実父と“東京の父”を安心させたいところです」と前出芸能プロ関係者。どこまで頑張れるか。
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