厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は6日、自宅で覚醒剤を所持していたとして、セクシータレントの小向美奈子容疑者(29)を、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。7日朝には留置先の警視庁湾岸署から送検された。2009年、11年に続き、3回目の覚醒剤逮捕。昨年はアダルトビデオの売り上げナンバーワンを決める大会でグランプリに輝くなど、大活躍だった同容疑者の逮捕に業界には激震が走った。その女王に最近異変が起きていた。
小向容疑者は6日朝、東京・渋谷区の自宅マンションで覚醒剤約0・1グラムを所持していた疑い。情報を得た麻取が、酒に酔って朝帰りした同容疑者に声をかけ、家宅捜索して見つかった。調べに「自分のもので間違いありません」と容疑を認めているという。
小向容疑者は09年1月、覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕、起訴され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。11年2月にも覚醒剤取締法違反(譲り受け)で逮捕されたが、証拠不十分で不起訴処分となった。実は、水面下では「また小向がクスリに手を出している!」と噂になっていた。
「去年の秋ごろ、小向が仕事を飛ばしたことがあった。ドタキャンして1か月間ぐらい休んだようだ。復帰したら妙なハイテンションで目もイッてて危なかったから、薬物疑惑が一気に広まった」と芸能プロ関係者。
麻取も昨年から小向をマークしていたようだ。
「警察と違い麻取は職務質問する権限がない。捜査には令状が必要で、それが裁判所から下りたのは、確実な証拠があり昨年から裏付け捜査をしていたということ」と薬物犯罪に詳しい関係者。
3回目の逮捕となったことには、芸能関係者はこう話す。
「薬物事件は再犯率が高いからネットなどでは『薬物格子園(監獄の柵をやゆする意味)』と、高校野球の甲子園にからめてちゃかされています。芸能人が逮捕されると『○年ぶり○度目の格子園出場』などと書かれる。小向はその常連だった」
一方でAV女優としてはトップを極めた。11年10月に「AV女優小向美奈子」(アリスJAPAN)でデビューし、14年7月には「ムーディーズ」と専属契約。移籍第1弾「ぶっかけ中出しアナルFUCK!」で、「アダルトビデオ日本一決定戦」と銘打った大イベント「AV OPEN2014」にエントリー。精液を体や顔にかけられる「ぶっかけ」、膣内に射精される「中出し」、肛門に挿入される「アナル」などのプレーが主で過激そのもの。知名度のある女優が臨むケースは珍しく好売り上げを記録、グランプリに輝いた。
小向容疑者は「グランプリを取れなかったら(AV女優を)辞めます」と宣言。本紙インタビューではテンションが上がりすぎたのか、語尾が不明瞭になり、記者が聞き返す場面があった。
AV関係者は「(逮捕は)やっぱりかという感じ。作品(「ぶっかけ――」)を見たけど表情など普通じゃなかったし、中出しやアナルなどハードなプレーは通常は一つずつ解禁していくもの。普通の神経じゃ、あんな内容を一気にやるなんてできない」と語る。
逮捕を受け「ムーディーズ」の担当者は困惑気味。「現在、流通している作品を回収する予定は?」「今後のリリースはどうなる?」などの質問に「お答えできません」と言うのみ。今後有罪が確定したり、衝撃事実の報道が拡大すれば、自主回収も考えられる。
小向容疑者の自宅マンションでは「いつも胸をめちゃくちゃ出していた」という目撃談が複数聞かれた。「キャップにマスクを着用し、コートを着ているときでも胸の谷間だけは出ていた」と同じフロアの住民。彼氏や弟とおぼしき男性の出入りもあったという。
最近の小向容疑者を知る関係者によると「AVの撮影現場にも酒が用意されていて、酒を飲んだうえで撮影していたようです。逮捕前日にやったインターネットのニコニコ生放送番組でも、酒を飲んで出演していたそうで、本人いわく『酔っ払っていないと恥ずかしくて話せない』と言っていたそうです」という。
酒浸りの日々では満足できなかったのか。












