【体操・NHK杯】女子エース・村上茉愛「強さを見せつけながら楽しみたい」

2021年05月14日 23時23分

公式練習で笑顔を見せる村上茉愛(代表撮影)

 体操の東京五輪選考会となるNHK杯(15日開幕、長野・ビッグハット)の公式練習が14日に行われ、女子エースの村上茉愛(24=日体クラブ)が五輪団体入りへの意気込みを語った。

 4月の全日本選手権で5連覇を達成。今大会3位以内で五輪団体メンバー入りが確定する。チームの柱として、何としても優勝で決めたい村上は「楽しんで体操し、それでも〝強い村上だった〟と思ってもらいたい。強さを見せつけながら、楽しむ体操を見てもらいたい」と抱負を語った。

 今大会は1998年の長野冬季五輪の会場として知られ、五輪マークがスタンドの中央にある。五輪2連覇の内村航平(32=ジョイカル)は「五輪の代表選考は何とも形容しがたいピリッとした雰囲気になる。五輪をやった会場なので、さらに伝わるんじゃないか」と話したように、村上も知らぬうちに緊張感に体が支配されていた。

「五輪代表選考になると、すごく気負い過ぎてしまう。休んでいても力が入っていて、練習を落としてもなかなか疲れが抜けない。ワクワクした感情で会場に入らないと、これ以上、気負っていたら体がもたない。楽しまないと気がおかしくなる」

 2019年は腰痛のため世界選手権の代表から漏れて地獄を味わい、この1年は新型コロナウイルス禍という未曽有の事態に巻き込まれた。だからこそ、自らに言い聞かせるように何度も「楽しむ!」を口にした。

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