風俗バイトをバラされた!「新型リベンジポルノ」発生

2018年07月05日 17時00分

 お気に入りの風俗嬢が突然消える!! ストーカー化した元カレに裸の画像をバラまかれる「リベンジポルノ」が社会問題となって久しい。相変わらず、事件は起きているが、そんなリベンジポルノ同様、夜の仕事と昼の仕事を兼業している女性たちが、とんでもない被害に遭っている。身内や昼の勤務先にナイショで働いている風俗店勤務の女性たちの秘密をバラし“廃業”させるというトラブルが起きているのだ。

 兵庫県警西宮署などは先ごろ、元交際相手の女性看護師(34)の裸の画像を第三者が閲覧できる状態にしたとして、私事性的画像記録の提供被害防止法違反などの疑いで、大阪府寝屋川市の元警備員の男(62)を再逮捕した。

 同署によると逮捕容疑は3月15日、大阪市にある勤め先の警備会社で、看護師の裸の画像を携帯電話から会社のパソコンに送信して、同僚が容易に見られる状態にした疑い。

 男は「すぐに消せばよいと思った」と容疑を否認しているが、捜査関係者は「会社にはプリンターがあった。裸の画像をプリントアウトして、病院に配ろうとしていた可能性もある」とにらんでいる。

 男は女性が勤務する病院に派遣されて昨年7月から交際したが、別れ話をこじらせて、脅迫とストーカー規制法違反容疑で逮捕・起訴された。こちらも容疑を否認している。

 被害者は職場に自分の裸やハメ撮り写真がバラまかれる最悪の事態は免れたが、それでもゾッとする事件だ。リベンジポルノと同様に隠しておきたい事実が、他者の悪意によって公然となれば悲惨な事態が待っている。

 風俗業界では別のトラブルが起きている。都内の風俗店関係者は「今年に入って大量に店の女の子がやめたんです」と話す。同店には十数人の女性従業員が在籍していたが、複数の女性から「実家や自宅に私の風俗勤務を暴露する文書が届いた」と報告があったのだ。

 届いた文書には、店名、源氏名、そしてホームページ掲載の顔写真などが添付されていた。風俗業界は身内に隠して働いている女性ばかりのため、大問題に発展したことは言うまでもない。

「将来の夢に向かって学費を稼いでいる大学生は『今すぐ戻って来い』と親から叱られ、退学させられた。旦那と住んでいた子は先に書類が届いたのに気付いたので難を逃れましたが、バレていたら離婚も避けられなかった。彼氏と同棲していた子はかわいそうに別れました」(前同)

 誰が犯人かはすぐ明らかになった。「古株の子の仕業でした。新人や、自分より人気の子の活躍に嫉妬したことが原因のようです」。店の事務所は待機所も兼ねており、経営者の管理が甘かったのか従業員名簿を盗み見て住所を割り出したという。

 犯人の女性は事態が明らかになることを察知すると、何も告げず店を去った。数日後に代理人弁護士から書面が届いた。
「非は認めるが、大ごとにしないでくれ」という内容だ。

 多くの従業員に辞められて、店は大きな経済的損失を受けた。関係者は「半年たって持ち直したところです。損失補てんを要求するかは検討中。大変な目に遭った女の子たちには名誉毀損で損害賠償請求しろと言っています」とため息をつく。

 女性にとって風俗店勤務がバレるのは、裸の画像をばらまかれるリベンジポルノと同じかそれ以上のダメージがある。

「生活のために昼職をしながら風俗やクラブで働く女性は珍しくない。ですが、職場にそれが伝われば残念ながら昼の仕事をやめざるを得ないでしょう」(前同)

 夜の仕事を頑張っているお気に入りのあの子には、いま一度、店の情報管理態勢をチェックすべきとアドバイスしてはどうか。