【浜名湖ボート・PGⅠクイーンズC】平高奈菜が賞金女王! コンマ01スタートでGⅠ初制覇

2020年12月31日 18時40分

ティアラを着け、笑顔の平高奈菜
ティアラを着け、笑顔の平高奈菜

 ボートレース浜名湖のプレミアムGⅠ「第9回クイーズクライマックス」は大みそかの31日、第12Rで『クライマックス優勝戦』(優勝賞金1500万円)が行われ、平高奈菜(香川=33)が逃げ切り圧勝! 念願のGⅠ初制覇と同時に、逆転で2020年の賞金女王に輝いた。

 最終日の浜名湖はスタンド正面に浜松市街、左手には白く雪化粧した富士山が望める澄んだ空気に覆われたが、気温は3度と、今シリーズ一番の冷え込み。このピンと張り詰めた空気を切り裂いて、6艇がピットを飛び出した。

 大外枠の遠藤エミがスタート展示同様、前づけ策で勝負に出れば、小野生奈は遠藤を入れてダッシュ勝負にでる。スリット線の攻防も遠藤がコンマ01、小野がコンマ06と踏み込んだが、イン平高もコンマ01の〝過激〟ショット! そこから平高に「100点満点!」のターンをされては他の5艇に出る幕はなかった。

「最終日はスタートが分からなくて、緊張もできなかったし、朝(のスタート特訓)から遠藤さんが前づけにくるのでイヤやな~と。モチベーションは下がっていました(笑い)。やっぱり自分はGⅠを勝つ星の下には生まれていないのかな~って(笑い)」

 賞金女王になっても、ざっくばらんなスタンスは変わらない。「1マークを回って勝ったと思った」と言いながら、表彰式で頭に女王の証し・ティアラを載せられても「意外と実感が湧かないものですね」とケロリ。これぞ平高イズム。

 ただ、6月(26日=下関ヴィーナスS)の大ケガ(右腕骨折)で思い通りの動きができない時期も「焦らなかった。若い頃なら焦っていたでしょうけど…」と、年齢を重ねて精神的に成長も遂げていた。

 キャラ的に大舞台に強いタイプなのは間違いなく「SGの権利を取れたのがうれしい」とはじける笑顔は、3月のSG「クラシック」(福岡)での躍動を予感させた。

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