ボートレース蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」は27日、激戦の予選最終日を終了し、5日目(28日)9~11Rで行われる準優勝戦に出場するベスト18が出揃った。

 予選をトップ通過したのは稲田浩二(兵庫=35)。4日目10Rでもインから力強く逃げ切って5戦3勝2着1本3着1本の素晴らしい成績で、準優勝戦11R1号艇を勝ち取った。機力に関しては中堅の域を出ないとのことだが、リズムはまさに最高潮! 自身初となるSG優勝戦の大舞台へ、しかもポールポジション・1号艇で迎えられるか、注目される。
 
 一方、同時開催中のGⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」は4日目を終えて寺田千恵(岡山=51)が5戦2勝2着2本3着1本の〝大暴れ〟を見せて、得点率首位を独走中! 機力の裏付けもあるだけに、このまま一気に優勝戦1号艇を獲得しそうな勢いだ。

 現在、女子賞金ランク14位からの勝負駆けの真っ最中だが、クイーンズクライマックス9年連続皆勤への視界は極めて良好と言えそうだ。

 また、得点率2位は守屋美穂(岡山=31)だが2日目以降、白星を挙げられず、優出争いはシ烈を極める。今夏の多摩川PGⅠレディースC覇者の平山智加、賞金ランク12位ボーダー上の大滝明日香はともに1、2着条件の勝負駆けとなる。