【蒲郡ボート・SGチャレンジC】賞金19位の地元・池田浩二「今のままではアウトだね」

2020年11月23日 23時18分

グランプリ出場へ〝勝負駆け〟の池田浩二

 ボートレース蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」並びにGⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」が24日に開幕する。

 今シリーズは地元のスター・池田浩二(愛知=42)に注目したい。現在、賞金ランクはGPボーダー直下の19位。SG9V、グランプリ2Vを誇る愛知のエースが大一番グランプリへの〝勝負駆け〟に挑む――。

 手にした20号機は2連対率40%の近況上昇機ではあるが、前操者の下出卓矢(福井=34)が伸び仕様を好み、プロペラの形が独特ということもあって、特訓内容には不満な口ぶりだった。

「今のままではアウトだね。自分では乗りこなせないし、ペラを叩き直すのに3日ぐらいかかりそう。これでは足もよくわからないし、SGで今のままでは戦えないでしょう」と自嘲気味に語っていた。

 ただ、当地での大舞台では前検気配が平凡以下で、泣きを入れていた時でも、しっかりと立て直して優出までこぎつけることが多かっただけに「アウト」の一言も真に受けるわけにはいかない。

 特殊な形状のプロペラを〝再生〟するのに時間は要するかもしれないが、エンジン本体のパワーはあるだけに、持ち前の調整力の引き出しを駆使すれば、十分に戦えるレベルに底上げできるはずだ。

 ちなみに、蒲郡のSG戦では1992年のクラシックで鈴木幸夫(愛知=63)が優勝して以来、地元愛知支部からウイナーを輩出できていないだけに〝今回こそ〟の期待は高まるばかりだ。

 今大会、愛知支部からは5人が参戦。選考リミットぎりぎりで後輩・杉山正樹(愛知=41)が勝負駆けを決めて、出場を決めるなど、流れは「愛知勢」に向いているといえなくもない。「自分ではなくても(愛知の)誰かが取ればいい」。言葉こそ素っ気ないが、ニヤリと笑う姿は、不敵にも映る。

 これまでの獲得賞金は6110万円でベスト18に残るには優出がノルマだ。「まあ、それはあまり関係ない。やるか、やらないか。それだけですよ」と静かな闘志を内に秘め、晩秋の最終決戦に臨む。