山陽オートの開場56周年記念GⅠ「第2回令和グランドチャンピオンカップ」は18日が最終日。準決勝戦を勝ち抜いた8人が12R優勝戦で覇を競う。

 12R優勝戦はS1レーサー・青山周平(36=伊勢崎)を本命視したが、渡辺篤(44=浜松)にも注目だ。

 4日目の10R準決勝戦は1角先手を取ると、そのまま押し切り1着で優勝戦進出を決めた。「2、3節前にシリンダー、前節にヘッドを交換。それがなじんできたのか、コーナーがすごく乗りやすくなったし、大きなコースも走れます」と手応えを口にし、V戦に向けては「キャブ、電気、ヘッド周りなどを微調整するくらい」と言う。

 山陽ではGⅡなどで何度も優出しており、走路との相性はいい。さらに気配は赤マル急上昇。青山や中村雅人(40=川口)、丹村飛竜(36=山陽)ら強豪ぞろいだが、それでも何かやってくれそうな気配だ。