ジャーナリストの有田芳生氏が26日、ツイッターを更新。自民党が党所属の国会議員に向けて始めた、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係をめぐるアンケート調査に〝ダメ出し〟した。

 自民党はこの日、茂木敏充幹事長名で教団との関係についてアンケート調査を開始。調査用紙には「会合への祝電・メッセージ等の送付」や「広報紙誌へのインタビューや対談記事などの掲載」「旧統一教会関連団体の会合への出席」「選挙におけるボランティア支援」の有無など8項目にわたり確認することになっている。

 この用紙の画像を添付した有田氏は「自民党の文書。締め切りは9月2日。この調査をする信者秘書たちがいる。教団と関係を持たないことを基本方針とするなら、組織が派遣した秘書はどうするんだろうか」と疑問を呈し「きっと不徹底な内容で終わるだろう」と断じた。

 この投稿をジャーナリストの江川紹子氏は引用し「『秘書の派遣・受け入れ』という項目はないのね」と同じくツッコミを入れていた。