「どげんかせんといかん」か「最後のご奉公」か――。元宮崎県知事の東国原英夫氏(64)が12月に行われる宮崎県知事選に関しての会見を17日に開く。出馬表明とみられ、万全の態勢を期す選挙戦のキャッチフレーズはどうなるのか?

 東国原氏は2006年に出馬表明した際と同じ宮崎市内のホテルで会見する。告示2か月を切った中でのドタバタ表明だった前回と比べ、今回は事前に出馬への含みを持たせた発言を繰り返し、レギュラー出演しているテレビ各局への連絡も済ませた上で、万全の出馬表明となる。

 先月末、出馬観測が出た際の「ゴゴスマ」(TBS系)に出演した際、東国原氏は「地方にいえることだが、コロナ禍、アフターコロナで大変なんですよ。(出馬オファーの)熱量が多いというのは、疲弊している表れじゃないかなと思います」と発言していた。

 生まれ故郷の宮崎で政治活動中の元埼玉・戸田市議のスーパークレイジー君こと西本誠氏(36)は「観光客は減って、飲み屋はつぶれてしまった店が多い。特に個人店は本当につらい状況です」と嘆く。東国原氏は今月行った講演会の前夜、宮崎最大の歓楽街「ニシタチ」を視察。道行く人からは「どうにかしてください」「また知事になってください」と声を掛けられ、撮影会状態となり、地元の声に応えるべく、出馬を後押しされたともいえる。

 キャッチフレーズはどうなるのか? 東国原氏は「ゴゴスマ」で元財務官僚の山口真由氏から「最後のご奉公という気持ちはどうなんですか?」との質問に「『最後のご奉公』はいい言葉ですね」とすぐさまメモを取り、キャッチフレーズの候補の一つになりそうだ。

 もちろん流行語大賞となった「どげんかせんといかん」も外せない。クレイジー君は「今の宮崎は、本当にどげんかせんといかん状態で、東国原さんには、『“今こそ”どげんかせんといかん』と強く押し出してほしい」と猛プッシュ。

 東国原氏は前回の知事時代に行政改革や宮崎のPRに成功し、「どげんかしました」と胸を張れたかに見えたが、退任から11年の時を経て、また故郷は大ピンチに陥ってしまったともいえ、やはり「どげんかせんといかん」と言わざるを得ない状況だ。