タレントの伊東四朗(85)が13日、ラジオ番組「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛(パッション)」(文化放送)に生出演。核兵器の使用をほのめかすロシアについて、コメントした。

 1945年8月9日、長崎に原爆が投下され今年で77年。番組では、9日に長崎市で平和祈念式典が行われたニュースを取り上げた。

 伊東は「核爆弾はもうやめましょうという機運が高まっている最中に、ロシアがウクライナで『使うぞ!使うぞ!』と言っているのが、なんとも腹立たしい。やめようということを言わないんだね、あそこの国は」と不満を口にした。

 さらに「国連って無力だなと思う。各地で起こっている紛争なんかも止められなくなっちゃっているもんね今」と話した。

 また、ウクライナの原発当局は11日、ウクライナ南部のザポリージャ原発がまたロシア軍に攻撃されたことを発表。同原発は連日攻撃を受けており、ロシアとウクライナの双方が相手による攻撃だと主張している。

 これに伊東は「そりゃおかしいでしょ。だいたい自分の国の原発を攻撃してどれほどのメリットがあるんだよ」とツッコんだ。