お笑い芸人のほんこんが10日に更新したユーチューブ「ほんこんちゃんねる」内で、中国の大学に留学することを明らかにしたタレント・小島瑠璃子に疑問を投げかけた。

 小島は8日、SNSで「15歳で芸能界に入り、大変なこともあったけれど、笑ってもらうのが嬉しくて、楽しくて、仕事に熱中した13年間でした。28歳、一度ゼロからチャレンジしてみようと思います!!」と直筆のメッセージを投稿。所属するホリプロや家族、仕事関係者らとは話を重ね、理解を得たといい「今は移住に向けて日本での活動を少しずつセーブさせてもらっています。この決断を応援してくれた事を心から感謝しています。具体的な移住のタイミングは世の中の状況をみて判断しようと思います」とつづっていた。

 この話題にほんこんは「学問の自由なので」と前置きしつつ、中国が軍事演習で発射した弾道ミサイルが日本のEEZ(排他的経済水域)の内側に落下するなど、両国間で緊張感が高まっていることを指摘。

 続けて「そういうニュースも耳に入ってると思うんですけど、もしこれが台湾有事、日本有事になれば、まず日本人は中国において出国できない事態になると思うんですけど、そういうところも考えてはるのかな?」「そういうところの理解はあるんかな?と思うんですよ。小島さん自体に。学問の自由はそうなんですけど、何かあったときを考えたら…というのが私が危惧するところ」と首をひねった。

 さらに中国当局による日本人の拘束事案が相次いでいることなどを挙げ「本当に気を付けて行ってらっしゃいませと思うところ。気が変わったら違うところに留学でもいい。いろんなことを調べて確実に安全が分かれば…まあどんなことにもリスクは背負うことなんですけど、しっかり学んで頑張っていただければ」と複雑な口調でエールを送った。