複数の女性への性加害が報じられた俳優で映画監督の榊英雄氏(51)の〝現在〟は――。

 先月発売の「週刊文春」で性加害が報じられ、監督映画「蜜月」や「ハザードランプ」が公開中止に。さらに、同26日には榊氏が俳優活動をする上でマネジメントの業務提携をしていた芸能事務所「Ruby・sue」は、契約を解消したことを発表した。

「この事務所は、人気女優を抱える大手芸能プロから独立した女性が社長を務めている。女優たちへの性加害については『知らなかった…』とショックを受ける一方で、『事実なら絶対に許せない』と契約解消を決断した」(芸能プロ関係者)

 実際、社長が榊氏に事情聴取すると、同氏は記憶の不正確さを前提にし、最後まであいまいな回答に終始していたという。

 同事務所には妻でシンガー・ソングライターの和(いずみ)も所属している。

 和は11日に自身の公式サイトで、すでに別居し離婚に向けて協議中であることを告白。しかし、現時点では離婚していないことが分かった。

 榊氏と仕事をともにしてきた「榊組」のスタッフの一人は匿名を条件にこう明かす。

「LINEで『謝罪会見をしましょう』と送ったこともありましたが、既読にならなかった。LINEのアイコンやフェイスブックのプロフィル画像も変わり、多くのスタッフが連絡を取れていないと思う。ただ、榊さんも和さんも仕事現場に娘さんを連れてくるくらい本当にかわいがっていた。娘さんの将来を一番に考え、話し合っているのでは」(前同)
 
 果たして、榊氏と妻の和はどんな結論を下すか。