タレントの新山千春(41)が20代の一般男性と真剣交際していることが分かった。交際のきっかけがマッチングアプリということでネットでは祝福の声とともに「アプリで新山千春に出会える時代になったのか」など驚きの声が上がっている。これからも芸能人と出会うことはできるのか。そんな淡い期待に恋愛メディア「マッチアップ」編集長でマッチングアプリ評論家の伊藤早紀氏が出した答えとは――。

 関係者によると新山はマッチングアプリで男性と知り合い、その後交際に発展。男性は2020年に開設した自身のユーチューブチャンネル「CHIHA ROOM」の編集にも携わり、公私ともに新山を支えているという。新山の所属事務所は「交際は事実です」と認めた。

 報道を受け祝福の声とともにネットでは「どのアプリを使ってたのかを知りたい」や「俺も始めよう!」といった声も。新山以外にも鷲見玲奈アナも結婚前、マッチングアプリに登録したとテレビで告白したこともあり、「自分も芸能人と出会えるのでは?」と期待を持った人も多いはず。

 伊藤編集長は「芸能人がマッチングアプリを使ってるのはよく見るので驚きではないです。難しいとは思いますが、そういう期待を持って挑んだほうが楽しいと思います」

 ひと昔前は芸能人や有名人がマッチングアプリに登録なんて考えられなかったが、最近は大きく事情が変わった。なんと芸能人の認証が取れるマッチングアプリもあるというから驚きだ。有名人であることを申請し運営がOKすれば認められるため、芸能人やアスリートも登録しているという。

「基本は顔写真で検索するんですけど認証マークがあると顔写真を隠せる。普通は顔写真がないとマッチングしたくないじゃないですか。でも芸能人で顔出ししてないと思うと『誰だろう』とドキドキしてマッチングしたくなるようです」

 だからといって、決して簡単に芸能人とマッチングできるわけではない、というのが現実だ。身もふたもない話だが、ここで大事になってくるのが自分のスペック。特に芸能人の場合はこれが優れていないと相手にされないことは確実だ。

「年齢、年収、身長とか全部、数字で判断されます。スペックで判断されて、そこをクリアした人がコミュ力、愛嬌、趣味になってくる。それに満たない人はマッチングが難しいんです。見た目とスペックで判断されるからそこをクリアできない人たちには苦しい戦いになります」

 新山の場合も相手の職業を重視した可能性が高そう。伊藤編集長は「新山さんから『いいね』を送ったんじゃないかと思ってます。マッチングアプリって検索条件をかけられるんですよ。『20代男性』『(職業)動画編集』みたいに。ピンポイントで探しに行ったのではと思っています」と推察した。

 マッチングアプリで芸能人と付き合える可能性は限りなく少ない。それでも決してゼロではない。勝負してみる価値はありそうだ。