大阪・吉村知事 岸田新総裁に反論「岸田さんのやり方で日本が成長するとは思わない」

2021年09月29日 18時16分

吉村洋文大阪府知事(東スポWeb)
吉村洋文大阪府知事(東スポWeb)

 大阪府の吉村洋文知事(46)が29日、府庁で報道陣の取材に応じ、岸田文雄政調会長(64)が新総裁に選出された自民党総裁選について言及した。

 吉村氏は、事実上の次期首相である岸田氏の印象を「やさしい、温厚な人柄」と述べ、「コロナの感染対策と社会経済を両立させる重要な時期。強いリーダーシップを発揮してもらいたい。都道府県レベルではできないことをやってもらいたい」と期待した。

 一方、吉村氏が副代表を務める日本維新の会は、大阪の自民党と対立関係にあり、来たる衆院選ではライバルとなる。

 吉村氏は「自民党と正面からぶつかっていく。総裁選も自民党の派閥政治の中でトップが決まった。改めて派閥の力は強いと思ったが、派閥の力で決まるのがいいのか。自民党が緊張感を持つような野党が必要だ」と戦闘モード。

 岸田氏が「新自由主義からの離脱」を掲げていることについては「民間の力を最大限に活用するというのが基本的な維新の考えで、岸田新総裁と考えは違う。新自由主義もよく言われるが、定義も不明でちょっとどうかと思うところがあるが、僕はアベノミクスの方向性は正しいと思う。岸田新総裁はアベノミクスでできなかった規制改革を、民間でどんどんやるよりは、国家である程度コントロールするという考え方だと思うが、僕はそうは思っていない」と反論した。

 広島に地盤を置く岸田氏を「僕も母が広島。半分広島の血が入ってて、親近感を持っている」としつつも、「政策の方向性は違う。岸田さんのやり方で日本が成長するとは思わない。世界との競争の中では内向きの思想では衰退する。少子化が進むこれからとるべき方向性として間違ってる。むしろ、アベノミクスが示した方向性の方が正しいと思う。ここは維新の会との対立軸になる」と対決色を鮮明にした。

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