大阪府の吉村洋文知事(46)が3日、ツイッターを更新。菅義偉首相が、自民党総裁選に出馬しない意向を役員会で表明したことを受けて、心境をつづった。

 菅首相は、この日の自民党臨時役員会で、自民党総裁選(9月17日告示、29日投開票)に立候補しない意向を表明。

 これを受けて吉村府知事は「菅総理の7月末までに高齢者接種を終えるという大号令がなかったら、今でも高齢者は終わってなかったと思う」と指摘。

 続けて「高齢者接種が終わっていない段階でデルタ株の大波が来ていたら、ものすごい被害が出ていたと思う。菅総理の決断で、色々と批判も出たけど、大きく結果が変わった」とツイートし、菅首相を評価した。

 また菅首相は、この日午後1時過ぎ、首相官邸で記者団に対し「コロナ対策と選挙活動、こうしたことを考えた時に実際、莫大なエネルギーが必要。そういう中でやはり両立はできない」「新型コロナウイルス、この感染拡大を防止するために私は専任をしたい」と述べている。