テレ朝〝朝まで生飲み会〟で局内に不穏ムード充満…お前らのせいで取材拒否された!

2021年08月14日 11時30分

田原総一朗氏もあきれている?
田原総一朗氏もあきれている?

 テレビ朝日の“朝まで生飲み会”問題の余波が広がっている。13日の「デイリー新潮」では、その背景について五輪中継で週間視聴率3冠王を獲得した“社内のお祭り騒ぎ”を指摘している。しかし一連の騒動を受け、ムードは一変した。取材活動に支障が出る事態に発展し、東京五輪の熱狂はどこへやら…局内には不穏な空気が充満してきた。

 テレ朝の東京五輪番組の担当スタッフ10人は、閉会式があった8日夜から9日明け方まで、東京・渋谷の「カラオケパセラ渋谷店」で打ち上げを開催。参加していた20代の女性局員が転落事故を起こしていたことが発覚し、大騒動となった。

 報道番組などで緊急事態宣言下の飲み会は控えるように報じながら、自ら“自粛破り”した格好で、SNS上で批判の的に。同局の名物番組「朝まで生テレビ!」に引っかけて“朝まで生飲み会”と揶揄されているというから、田原総一朗氏もあきれるしかない?

 デイリー新潮では13日、五輪後の飲み会は打ち上げではなく“祝賀会”だったと報道。五輪中継のおかげで2週連続で週間視聴率3冠王に輝き、7月は月間視聴率3冠王まで獲得したことで、2013年6月以来の快挙に沸く局内のはしゃぎぶりを伝えた。

「五輪中継を担当したスタッフは期間中から幹部に『よく頑張った!』とねぎらわれていたが、今回の騒動で一変。騒動を起こしたスタッフは白い目で見られている。それより頭を抱えているのは、まだパラリンピックがあるということ。替えのスタッフがおらず、スポーツ局内は『どうしたらいいのか…』と話し合いが続いている」(同局関係者)

 さらに、騒動の余波はパラリンピックにとどまらない。同局が“取材拒否”されるケースが続出しているというのだ。
「一連の騒ぎを起こしたのはスポーツ局ですが、報道局など他の部署の取材活動にも影響が出ている。社名を出すと、取材に応じてもらえなかったり、嫌みを言われる状況が生まれている」(別のテレ朝関係者)

 例えばテレ朝の報道局関係者が、フランスのワクチン接種完了を証明する「ワクチンパスポート」を取材したときのこと。報道局の公式ツイッターを通し、パリで働く医療従事者にコンタクトを取ったが、その医療従事者にツイッターで“朝まで生飲み会”問題を指摘されたという。

「真摯な謝罪及び社会的信用を取り戻すことが先かと存じます」と真っ当な正論で返信され、取材できなかった。報道局はツイッターで「お騒がせして大変申し訳ありません。信頼回復ができるよう精一杯努めてまいります」と謝罪するハメになった。

 昨今、テレビ各局のツイッター取材はすっかり定番化。経費削減の波と、人との接触が難しいコロナ禍で、ますます重宝されていた。それだけに頭を抱えているという。

「例えば、地方の凄惨な自然災害を撮った写真や動画をツイッターにアップした一般人に、報道局関係者はツイッターを通して取材を申し込んでいる。その場にいないと収められないリアルな素材を借用して報道できるんですが…。今後も取材拒否が続けば、報道局としても頭が痛い」(同)

 五輪中継の大成功で、鼻高々だったスポーツ局の五輪担当チーム。しかし、朝まで飲み倒した10人のせいで、一転して全員が肩身の狭い思いをすることになった。

 視聴者からは「調査中」としている騒動の真相を求める声が連日寄せられているとか。

 24日に開幕するパラリンピック中継も担当するテレ朝。本来なら「パラも!」と勢いづくところだが、局内には不穏なムードが漂っている。 

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