男女3人組音楽ユニット「いきものがかり」のリーダー・水野良樹(38)が30日、都内で書籍「うた/ことばラボ『うた』と『ことば』についての14の対話」出版記念トークショーを開催した。

 同書は、2019年4月からぴあアプリで連載されていた水野が聞き手となって14人の音楽家や表現者と語り合う対話シリーズをまとめたもの。

 トークショーのゲストには、同書にも登場するシンガーソングライターの関取花が出席。水野は「カメラに慣れている2人ではないので、ちょっとドキドキしながら話をした」と語った。

 対話シリーズを始めたきっかけについては「グループの中でしか現場を体験していなかった。シンガーソングライターさんなど、外へ話を聞きに行きたいと思って、今回の話につながった」と明かした。

 コロナ禍での活動については「ライブが難しくて、幕張メッセの公演が中止になった。お客さんは声も出せない、手拍子という中でライブをやっている」と吐露。

 コロナ禍が収束したらやりたいことについて問われると「やっぱライブを(お客さんを)パンパンにしてやりたい。現場は厳しい状況におかれているので、霧みたいなのが晴れてほしい気持ちがある」と心境を語った。