お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦(38)と喧嘩中の人気ユーチューバー・シバター(35)に藤森慎吾(38)が歩み寄った。

 因縁のきっかけは、シバターが中田の〝顔出し引退撤回〟に言及した動画から。これに反応した中田が「シバターさんとケンカしたい」と挑戦状を叩きつけ、その後互いの動画で激しい舌戦が繰り広げられている。

 このバトルに黙っていなかったのが中田の相方・藤森だ。19日、自身のユーチューブチャンネルでシバターの芸風をオマージュして「シバターを救いたい」と題した動画を公開した。

 藤森は「散々プロレスした挙げ句、最後相手におちょくられて、お前何やってんだよ」と早々にシバターに負け判定を下すと「今さ、悔しいよな、腹立つよな」と気遣った。

 続けて「なんで俺に一声、相談してくれなかったんだよ。中田敦彦に喧嘩売るんだったらまず俺に相談してくれよ」と語ると「俺もあの男には心の底から腹が立ってる。憎いよ。悔しいよ」と吐露。

 炎上系ユーチューバーとしてこれまで多くの人に喧嘩を売ってきたシバターだが、今回は相手に中田を選んだことに藤森は「でもな、これだけは言っておく、お前は戦う相手を間違えたんだよ」「あいつは人間じゃない。人の皮をかぶった悪魔だ」「俺はお前以上につらい思いや苦しい思いをたくさんしてきた」「中田に手を出しちゃダメなんだ」と何度も忠告した。

 藤森はここまで中田を恐れている理由について「俺もあいつには散々振り回された」とコメント。どうやら顔出し引退を決意したときに「本人が決めたことだ」と笑顔で背中を押し、中田に必要だと言われたグリーンバックを急いで購入したそうだが、その翌日には引退撤回。1日で不要となったグリーンバックの貰い手は見つかったが、電車で運びながら「重てぇし、周りからはなんであいつあんなもの持ってるんだって、冷ややか目で」と辛酸を舐めたようだ。

 そんな中田を敵に回してしまったシバターに藤森は「サウナに入らないか?」とコラボを提案。「2人で新たなスタートラインに立たないか?」と訴えかけた。

 あくまで強気のシバターは中田にポーカー対決を要求していたが、藤森の歩み寄りを受けるのだろうか。