菅首相が第2の「イラ菅」に! 記者団に気色ばむ「同じ質問ばっかり」

2021年02月26日 23時15分

2人の「イラ菅」。左から菅義偉、菅直人

 焦りの裏返しか。菅義偉首相(72)が26日夜、6府県で緊急事態宣言を今月末で解除することを受け、首相官邸で記者団の取材に応じた。

 首相をめぐっては、東北新社に勤める長男・正剛氏の〝高額接待問題〟が連日話題になっている。25日には山田真貴子内閣広報官が国会招致で答弁に立ったばかり。

 いつもはその山田氏が作成したペーパーを淡々と読み上げる菅首相だったが、この日は会見ではなく、記者団とのぶら下がり取材。早速、記者から「緊急事態宣言の6府県解除をしたにもかかわらず、なぜ記者会見を行わなかったのか? 高額接待を受けた山田内閣広報官の問題が影響したのか」との質問が飛ぶと、菅氏は「山田広報官のことはまったく関係ありません。昨日、国会で答弁されてきたことも事実じゃないでしょうか」と述べた。

 その後も記者から「接待の詳細は聞いたか」「(山田氏を)続投させる方針に変わりないか」「政治責任は」と矢継ぎ早に質問が浴びせられる。次第に菅首相もイライラした様子に…。

「会見を行わずに国民の協力が得られると思うか?」と聞かれると、ついに「だから今日こうして、ぶら下がり会見を行っているんじゃないでしょうか」と気色ばんだ。

 取材は20分程度。仕上げに「今度の会見では最後まで質問を打ち切らずにお答えいただけるのか?」と聞かれ「いや、私も時間がありますから。みなさん、出尽くしてるんじゃないですか。先ほどから、同じような質問ばっかりじゃないでしょうか」と突っぱねた。

 ネット上では「キレた」「台本ないとダメだね」「素の菅さんはこんな感じなのか」と大反響。

 国のトップがイライラするシーンを見て思い出されるのが、2011年3月に起きた東日本大震災時の菅直人元首相(74)だ。「瞬間湯沸かし器」と称される性格で、原発事故の対応をめぐっては福島原発に乗り込み、作業員を怒鳴り散らしたとされる。

 そうして付いたアダ名が「イラ菅」。読みは違えど、菅首相も今回は「イラ菅」状態だった。

“初代”のあとを引き継ぐことになるのか…。

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