女優の吉岡里帆(27)とTBSの安住紳一郎アナウンサー(47)が年末恒例の音楽特番「第62回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系、30日夜5時半から)の司会者に決定し10日、同局から発表された。

 吉岡が「レコ大」の司会を務めるのは今回初めて。2018年にドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)で連続ドラマ初主演を果たして以降、ドラマ出演と同時にCMにも次々と出演している。18年には「エランドール賞新人賞」、19年は「第43回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞と、活躍も目覚ましい。

 吉岡は「大変光栄な役割をいただき、当日が楽しみな思いもありつつ、4時間30分の生放送で司会をするという緊張感で手に汗握る思いもありドキドキしています」とコメント。また、「今回、世代もジャンルも様々なアーティストの方々が登場されるので、私個人としても皆さんのパフォーマンスを観るのを本当に楽しみにしております」と期待を寄せた。

 一方、安住アナウンサーは2012年から「レコ大」の総合司会を務めており、今年で9年連続となる。TBSの顔として、バラエティー番組や情報番組の司会はもちろん、「音楽の日」といった長時間の音楽番組の司会も多く担当。「レコ大」では01年から11年間進行アナウンサーを務め、12年からは総合司会に。安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている。

 安住アナは「毎年本番になるとはしゃいでしまったり、いきなり脱線し始める時もあるほど楽しんでおります。今年は新国立劇場から無観客での開催ということで、客席も使って前の方へステージがせり出し、横よりも縦のほうが長いという珍しいステージでお届けすることとなりました。2020年を代表する曲の数々が一堂に会して同じステージでそれぞれのパフォーマンスを披露というのは迫力満点です」とPRした。