肝臓がん公表の作曲家・中村泰士氏 まだ創作意欲バリバリ! 自らの経験元に小説執筆中

2020年11月17日 06時15分

病状を公表した中村泰士氏

 ちあきなおみの「喝采」(1972年)、細川たかしの「北酒場」(82年)で、2度の日本レコード大賞に輝いた作曲家で、最近は歌手としても活動する中村泰士氏(81)が、肝臓がんの治療中であることを16日、自身のフェイスブックで公表した。

 中村氏は「突然ですが、どうやらお迎えの足音が近づいたようです『肝臓癌』だそうです」と告白。14日には、Billboard大阪で行われたライブに出演したが、「実は先月30日から新薬の治療を受けていて大阪市大病院の教授・主治医先生方の手厚い治療をして頂き何とか無事にステージに立つ事が出来ました」と明かした。

 所属事務所によると、中村氏は9月末ごろに体調不良を訴え、10月上旬に大阪市立大学医学部附属病院で検査を受けたところ、肝臓に腫瘍があることが判明。その後に入院し、約2週間、抗がん剤による治療を受けた。ただ転移はなく、経過は良好だという。

 本人は「お迎えの足音が」などと記しているが、実際にはまだまだ意気盛んだという。最近はユーチューブに「G POPチャンネル」を開設し、意欲的に新曲を発表している。

 また今年はコロナ禍で、予定していたライブ活動の多くが中止を余儀なくされたが、その分、創作活動に集中。今月11日には漫才コンビ「オール阪神・巨人」の結成45周年を記念して提供した楽曲「誠!!浪速の晴れ姿」が配信リリースされた。

 さらにここに来て力を入れているのが、小説執筆だとか。中村氏を知る関係者は「『喝采』がヒットしたころ、レコード業界全盛時の歌手や音楽業界を描いた小説を執筆しているそうです。81歳ですが、まだまだ創作活動に意欲を燃やしている」と明かした。

 中村氏はフェイスブックに「勇気を持って最先端治療を受けさせて頂き 生きて! 音楽人生最終章を完成させたいと願っています。ご心配をおかけしますが、大好きな音楽と持ち前の気力で乗り切ります」と記した。強い思いで、ぜひ病魔に打ち勝ってほしいところだ。