「娘は皮膚病で苦しんでいた」韓国人気女性コメディアンが自殺 あとを追った母が残した遺書の中身

2020年11月04日 12時33分

 韓国の人気女性コメディアンが2日、ソウル市の自宅で母親とともに遺体で発見され、韓国芸能界に衝撃が走っている。

 2日午後1時50分ごろ、ソウル市麻浦区の自宅で死亡しているのが発見されたのは、パク・チソンさん(36)。地方に住む父親から消防に「娘と妻と連絡がつかない」と通報があり、消防隊がパクさんの自宅の玄関の鍵を破壊して入ると、居間でパクさんと、同居する母親が横になって布団をかぶっており、現場で死亡が確認された。麻浦警察署は自殺とみて調べている。

 パクさんは2007年、テレビ局「KBS」にコメディアンとして採用され、デビュー。KBS芸能大賞では女性新人賞、女性優秀賞、女性最優秀賞を受賞。自ら「高校時代、先生から『あなたみたいなブサイクは勉強しか生きる道がない』と言われた」とブスキャラを前面に押し出す自虐芸で、お茶の間の人気者となった。

「日本でいうなら、キャラ的には同年代のイモトアヤコ、名門の高麗大学卒の才女という点では大久保佳代子のような人気で、クイズ番組でも活躍した。韓国中を笑顔にしてきただけに、衝撃は大きい。共演した俳優、歌手などが続々と弔問し、追悼コメントを発表している」(韓国メディア関係者)

 韓国ではこの数年、芸能人の自殺が相次いだ。「韓国芸能界の暗部」ともいわれ、インターネット上の誹謗中傷との関連も指摘されてきたが、今回は事情が違うようだ。

 パクさんは10月中旬までは仕事をこなしていたが、同月下旬に何らかの手術を受けていた。長年、日光アレルギーを患い、肌が弱かったため、化粧もできない体質で、いつもすっぴんだった。

 パクさん宅には母親が書いたとみられる遺書のようなメモが残され「娘は皮膚病で苦しんでいた。娘を一人だけで逝かせることはできない。夫には申し訳ない」などとつづられていたという。

「病気で苦しんでいたとはいえ、なぜ母親も一緒だったのか、死因も含め、不明点は多い」と前出の関係者は話している。