〝失言女王〟杉田水脈氏 次期衆院選でも党公認で出馬の公算

2020年10月03日 05時15分

舌禍事件を起こしまくる杉田議員

 自民党の杉田水脈衆院議員(53)が性暴力の被害をめぐり「女性はいくらでもうそをつける」と発言した問題で、党内の混乱が続いている。

 当初、杉田氏は発言そのものを否定していたが、撤回。1日にブログで「女性を蔑視する意図はまったくございません。嘘をつくのは性別に限らないことなのに女性のみが嘘をつくかのような印象を与えお詫び申し上げます」と訂正した。

 杉田氏が一方的にブログだけで謝罪した姿勢に、党内では「言語道断だ」と批判の声が噴出。世耕弘成参院幹事長は2日の会見で「今回が最後だ。彼女は何回も(失言を)繰り返している。次あった場合は参院として厳しく物申していかなければならない」と語った。

 過去、杉田氏は2018年に月刊誌で「子供をつくらないLGBTは、生産性がない」と寄稿し、物議を醸した。今年1月の衆院本会議では、選択的夫婦別姓の必要性を訴えた国民民主党の玉木雄一郎代表に「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばす騒動を起こしている。

 自民党の参議院からも怒りの声が出ているのは、杉田氏が次期衆院選で前回同様に比例名簿上位で党から公認される可能性が高いからだ。

 自民党議員は「党執行部は、杉田氏の問題を軽視して危機感というものがまったく感じられません。衆参とも選挙でしっぺ返しに見舞われます」と警鐘を鳴らしている。