DeNA上茶谷「地元の関西で気持ち良く」144球6安打で虎完封!

2020年09月23日 22時05分

144球熱投で2度目の完封勝利を飾った上茶谷

 DeNA・上茶谷大河投手(24)が23日の阪神戦(甲子園)でプロ2度目の完封を果たし、今季2勝目を飾った。144球を投げ切り、6安打3四球無失点。投打がかみ合ったチームも4―0で快勝して連敗を3で止め、5割に戻した。

 立ち上がりから不利なカウントになっても心を乱さず、冷静な投球を貫いた。球威のある直球で押し込み、要所でカットボールやスライダー、チェンジアップなど多彩な変化球を低めに集めながら阪神打線を翻弄。連打を許さず、三塁も踏ませない快投劇だった。

 9回二死一、二塁のピンチを招いたものの、最後はボーアを内角低めのカットボールで空振り三振。10奪三振で締めくくり、マウンド上でガッツポーズとともに雄たけびを上げた。

 ルーキーイヤーの昨年6月1日・ヤクルト戦(横浜)以来となるシャットアウト。敵地でヒーローインタビューに応じた2年目右腕は「(完封は)本当にできると思っていなかったのでうれしい」と謙虚にコメントし「(初回先頭の)1番の近本さんにノースリーから入ったのでちょっと不安な立ち上がりだったが、そこから地に足をつけて投げることができたので良かったと思う。昨年は夏バテして(パフォーマンスが)結構落ちてしまったので、今年はこのまま一つでも多く勝てるように頑張りたい」と続けた。

 京都出身ということもあり、故郷に近い甲子園での完封達成には「すごく阪神ファンの人も多かったが、地元の関西で声援もいただいて気持ち良く投げられた」と爽やかな表情。そして首位・巨人とは13ゲーム差と絶望的に突き放されている現状にも「目の前の一戦一戦を戦うだけなので、それを勝っていって差を縮められるように頑張りたい」と前を向いた。