乙武洋匡氏 山口容疑者逮捕にモヤモヤ…「依存症なら『反省してない』の声は違う」

2020年09月22日 20時21分

乙武洋匡氏

 作家でタレントの乙武洋匡氏(44)が22日、ユーチューブ番組「乙武洋匡の情熱教室」を更新。元TOKIOの山口達也容疑者(48)が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたことを受けて、自身の見解を述べた。

 22日朝、東京都練馬区内の路上で、山口容疑者が運転していた大型バイクが信号待ちをしていた乗用車に追突。警察が呼気を調べたところ、基準値を大きく上回るアルコール量が検出された。

 逮捕を受けて、ネット上では山口容疑者の私生活や芸能界復帰に対して厳しい声が寄せられている。乙武氏はこうした声に「モヤモヤしています」と切り出し「山口容疑者自身はアルコール依存症と公表していないが、アルコール依存症の可能性は高い」と指摘。

 2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された元プロ野球選手の清原和博氏(53)を引き合いに出し「依存症とは病気であり、しっかり治療しないといけない。完全に克服したという状況は非常に難しい。もし山口容疑者が依存症であるなら、『反省していない』とか『自分に甘い人間では』との声は違う」とした。

 乙武氏は、依存症に対する日本人の考え方についても言及。「日本では完璧を求められてしまう。薬物やアルコールなどの依存症だけでなく、何かカミングアウトしずらい社会」とし「アルコール依存は未だに偏見が強いからこそ、治療に行けなかったり、公表することが難しく自分を悪化させている人が多いと思う」と説明。

 最後は「山口容疑者の逮捕について彼を叩く報道ではなくて、依存症の可能性がある方はしっかり専門機関に相談したほうがいいよねという社会の共通認識が広まればいいなと思っています」と述べた。