藤井聡太2冠の「第4局の封じ手」1500万円で落札

2020年09月20日 21時19分

藤井聡太が史上最年少で2冠と八段昇格を決めた王位戦七番勝負第4局(代表撮影)

 将棋の藤井聡太2冠(18)が史上最年少で2冠と八段昇格を決めた王位戦七番勝負、藤井2冠対木村一基本九段(前王位=47)の封じ手がオークションサイト「ヤフオク!」に出品され話題を呼んだ。20日午後9時に締め切られ、最も注目を集めた「第4局の封じ手」は1500万円で落札された。

 封じ手は2日制の対局で1日目の終了時に、手番の棋士が次の手を用紙に書いて封書に入れて立会人に渡しておくもの。木村九段の提案により、第2局~第4局の封じ手をオーショクションに出品。売上金を7月に九州地方を襲った豪雨被害の義援金として寄付することが決まっている。

 オークションは14日に5000円からスタート。当日から1000万円超えとなるほどヒートアップ。一時は5000万円超の高値が付いた封じ手もあった。しかし、日本将棋連盟はあまりの過熱ぶりに落札後の手続きをスムーズにするため、50万円以上の入札希望者には連絡先などをメールするよう求めた。こうした手続きに不備があったため高額入札は削除された。

 最高値を付けた第4局の封じ手は8七同飛車成。この局で藤井2冠の王位獲得が決まったことに加え、豊川孝弘七段のダジャレ「同飛車大学」がツイッターのトレンド1位になるなど「伝説的な封じ手」となった。