女優の杏(31)と俳優の東出昌大(32)が離婚していたことが分かった。2人は関係修復を模索しているとも報じられていたが、舞台裏ではあまりにも「対照的」だった。杏はすでに春先ごろ、関係各所に明るい声で「離婚しま~す!」と報告。一方、未練タラタラの東出はマスコミの目を避け、埼玉県内のラーメン店で家族総出の〝復縁作戦〟を話し合っていたという。本紙だけが知る離婚の舞台裏とは――。
 
ついに杏が東出に三行半突き付けた。家族のために関係修復も模索していたとも報じられたが、腹を決めていたのは杏の方だった。

「4月ごろには離婚を決めていたと思いますよ」

 そう明かすのはテレビ局関係者だ。東出と女優・唐田えりか(22)の不倫が発覚したのは今年1月。ブチ切れた杏は3人の子供と住む自宅から東出を追い出した。住むところがなくなった東出は都内のシティホテルを転々とし、一部で〝車中泊〟も報じられた。

 かたや杏はというと、4月には離婚の意志を固め、関係各所に報告していたという。

「親しいキー局や地方局、広告代理店の上層部に『私、離婚しま~す!』『仕事頑張るので、これからもよろしくお願いします!』と伝えていたそうです。驚いたのはその時の彼女のテンション。吹っ切れた様子でめちゃくちゃ明るかったそうです」(同)

 杏はもともと〝潔癖〟ではあったが、離婚の決定打になったのが、3月に行われた東出の〝どっちが好きか〟会見だった。

 東出は都内で行われた映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」のイベントに登場。囲み会見に応じ、不倫騒動を陳謝した。

 ハイライトは熟女リポーター軍団から「杏さんが好きなのか、唐田さんが好きなのか、どちらですか?」とド直球でブッコまれたことだ。

 東出は堅い表情のまま13秒沈黙。その上で「申し訳ございませんが、お相手のこともあるので。私の心のうちを今、ここでしゃべることは、妻を傷つけることになると思いますので」と答えた。「妻です」と即答しなかったことで、杏は「こいつ、もうダメだ…」と決心。東出に対し、離婚協議の弁護士を早く付けるよう激しくプレッシャーをかけたという。

 一方、諦めきれない東出は母親に〝仲裁〟を頼んだ。舞台裏を知る人物は「都心だとマスコミにバレる危険があるので、東出さんはわざわざ埼玉県の浦和まで車を飛ばし、庶民的なラーメン店で母親と落ち合っていたそうです。そこでラーメンをすすりながら、母親に何とか杏さんとの間を取り持ってくれないか頼んでいたそうです」と話す。
 まさに〝家族総出〟の復縁作戦だ。実際それは決行され、杏は東出の母親からもヨリを戻すよう懇願されたというが…。

「すでに離婚を決意していた杏さんには全く響かなかった」とは前出関係者。

 根っからの〝ダメ男〟ぶりを披露した東出について、映画関係者はこう評する。
「泊まりがけの地方ロケになると、がぜん元気になった。家に帰らなくていいから。端正なマスクでイクメンのイメージだったが、実際は根っからの女好き。世間が彼を過大評価していた部分は大きいと思う」

 女好きなのは〝裏の顔〟ではなく、そもそも〝表の顔〟だったのだ。

 このところ、「アンジャッシュ」渡部建の〝多目的トイレ不倫〟や、元タレント・木下優樹菜の〝新不倫疑惑〟などで、すっかり東出の醜聞は忘れ去られていたが、離婚成立で再び東出のターンが巡ってきそうだ。