百田尚樹氏が橋下徹氏の「拉致問題解決は最終的にお金で」発言に疑問の声

2020年06月15日 13時05分

百田尚樹氏

 作家の百田尚樹氏(64)が15日、ツイッターで拉致問題解決についての橋下徹氏の発言に疑問の声を上げた。

 橋下氏はテレビ出演した際、拉致問題について「今の日本の憲法9条の体制では軍事力を行使できない。最終的にはお金を払って拉致被害者を返してくれということしか思いつかない。売国奴と言われるかもしれないが…」などと発言した。

 これに対して百田氏は「43年前、ダッカ空港のハイジャック犯に対し、『人命は地球よりも重い』と言って、犯人に大金を払って、凶悪犯を釈放して世界を唖然とさせた日本の首相がいた。もう一度それをやって、また世界を唖然とさせろというのか…」と1977年に日本赤軍によって起こされた“ダッカ事件”を例に挙げて、疑問の声を上げた。

 この事件ではJAL航空便を日本赤軍がハイジャックし、バングラデシュの首都ダッカに強行着陸。乗客・乗員を人質に取り、身代金600万ドル(当時のレートで約16億円)と日本で服役・勾留中の活動家らの釈放を要求。日本政府は福田赳夫内閣総理大臣が「一人の命は地球より重い」とし、犯人の要求に応じたが、テロに屈したとして国際的に批判された。