タレントのKABA.ちゃん(50)が東京・谷区観光協会の観光大使に就任したことが1日、分かった。一般社団法人「渋谷区観光協会」(金山淳吾代表理事)が発表した。

 新型コロナウイルスの影響で厳しい幕開けとなった旅行観光産業。同協会は政府が提唱する「新しい生活様式」を受け、より渋谷の魅力を発信し続け渋谷の街を楽しんでもらえるような取り組みを展開。第1弾として3つのプロジェクトをこの日から開始した。

 1つ目は「観光大使の新体制」で、KABA.ちゃんのほか“パリピの教祖”“渋谷のカリスマ”あっくん、東京を代表するヒップホップ・アクティビストのZeebra、ミュージシャンの小宮山雄飛、ハニーファイバー株式会社の9代目社長・原田ひろたろう氏を任命。5人の観光大使は渋谷区情報の発信および渋谷区観光協会が取り組む事業、イベントなどの広報活動協力を行う。任期は20年6月1日から21年3月31日(予定)。

 KABA.ちゃんは「私にとっての活動拠点であり、ゆかりのある渋谷。渋谷が掲げるダイバーシティとインクルージョンを、自分たちなりのエンターテインメントを通じて発信して、世界の渋谷ブランドを盛り上げていきたいと思います」とコメントを寄せた。

 他には訴求材料となる「渋谷区観光協会公認ロゴマーク」、同協会の活動、地域や行政、企業との取り組みやイベントを分かりやすく伝えられるよう「渋谷区観光協会のWEBサイトをリニューアル」。来街者や旅行者向けにSNSなども活用し情報を発信する。