コロナ禍でも大富豪は大儲け!世界の長者番付トップ25人が2か月で資産27兆円増

2020年05月26日 17時00分

 新型コロナウイルスによるパンデミックでグローバル経済が停滞する中、世界の長者番付トップ25人の資産がこの2か月間で、2550億ドル(約27兆4530億円)も激増していたことが分かった。その25人の資産合計は約1兆5000億ドル(約160兆円)に上り、日本の国家予算(一般会計)をはるかに上回るというから仰天だ。

 米経済誌「フォーブス」によると、25人のうち最も資産を増やしたのはSNS「フェイスブック」創設者のマーク・ザッカーバーグ会長(36)だ。同社のナスダック株価はこの2か月で約60%も上昇し、今月22日には過去最高値となる234・91ドルを記録した。

 同社は中小企業を支援するため、フェイスブックや傘下のインスタグラムにオンラインストアを無料で開設できる「Shops」機能を追加すると発表。そのことが投資家に高く評価されたとフォーブス誌は分析する。

 その結果、ザッカーバーグ氏の資産は約315億ドル(約3兆4000億円)増えて865億ドル(約9兆3000億円)となり、4月に発表された「2020年世界長者番付」の7位から一気に暫定4位までランクアップ。4位だった投資家ウォーレン・バフェット氏(89)らを抑えた。

 この期間で2番目に資産を増やしたのは、ネット通販「アマゾン」の創業者ジェフ・ベゾス会長(56)。同長者番付では3年連続1位のベゾス氏の資産は、過去2か月で約26%にあたる約300億ドル(約3兆2300億円)増え、1469億ドル(約15兆8000億円)になった。

 同誌は、新型コロナの影響で多くの店舗が閉鎖したため、オンラインショップの売り上げが急上昇したためだとしている。

 一方、伸び率でいえば、中国のネット通販最大手「アリババ」に次ぐ2位「ピンドゥオドゥオ」の創業者コリン・ゼン・ホアン氏(40)。この2か月で資産を倍増させ、356億ドル(約3兆8350億円)に。同番付トップ25人にランクインする中国人では3位となった。

 フォーブス誌が毎年発表する世界長者番付は、個人資産が10億ドル(約1070億円)を超えた“ビリオネア”が対象。今年は2095人の富豪が入った。

 ちなみに日本長者番付では、ファーストリテイリングの柳井正氏(2兆3870億円)、ソフトバンクの孫正義氏(2兆1940億円)、キーエンスの滝崎武光氏(2兆1190億円)、サントリー・ホールディングスの佐治信忠氏(1兆60億円)らがランクインしている。