内田樹氏「もう政府の感染症対策センターは機能しなくなっている」

2020年05月08日 16時50分

 思想家の内田樹氏(69)は8日、自身のツイッターで、政府のコロナ対策に厳しい評価を下した。

 内田氏は「ある媒体からインタビュー。もう政府の感染症対策センターは機能しなくなっていると思うとお答えしました。だって『マスクを配る』って言ってからもう5週間。検査件数一日2万件にすると言ってからももう4週間。これは『やる気がない』とか『下心があって遅らせている』のではないと思います」とツイート。

 続けて「指示を出しているのだけれど指示を物質化することができなくなっている。『お前やっとけよ』が順送りされているうちにどこかで消えてしまう。誰が具体的なことをとりまとめて、誰がどこまで責任をとるのか、誰も言えない。マスクの時社名が出なかったのも、誰も知らなかったからだと思います」と指揮系統の混乱ぶりを指摘した。

 内田氏はさらに「でも『指示を出しているのだけれど、それがまったく実現しない』と『何か下心があって“やったふり”しているだけで指示していない』とでは、後の方がまだ状況をハンドルできているように見えます。だから『理由はわからないが政府は対策をニグレクトしている』ことにしているのだと思います」と皮肉な見方を示している。