小説家の百田尚樹氏(64)が1日、自身のツイッターを更新し、安倍晋三首相(65)がこの日、国内全世帯に「布マスクを2枚ずつ配る」と発表したことに怒りを爆発させた。

 百田氏は「一つの家庭に2枚の布マスク? なんやねん、それ。大臣が勢揃いして決めたのがそれかい! アホの集まりか。全世帯に郵便で2枚のマスクを配るって…」と全く想定外の政府の案に絶句。「そんなことより、緊急事態宣言とか、消費税ゼロとか、金を配るとか、パチンコ店禁止とか、エイヤッ!とやることあるやろ」と指摘し「これ、エイプリルフールのつもりか。もしかして全閣僚が集まって考えついたウソか?」と吐き捨てた。

 百田氏はこれらの投稿の前に「日本経済は今、体にたとえると毛細血管がやられかけている状態。末端の経済、庶民の経済を救わないと生命が危ない。消費税5%なんて、全然即効性がない上に、システム的に時間がかかりすぎる。今すぐに消費税0%! 安倍さん、政治生命を懸けろよ! 命懸けでやってくれ」とツイート。

 さらに「パチンコ店を強く自粛要請するべき。学校を休校させて、卒業式や入学式をやめさせて、多くの楽しいイベントを自粛させて、なぜ、感染の温床になりかねないパチンコ店を自由にさせているのか! 自民党にも野党にもパチンコ利権で甘い汁を吸っているクズ議員がいるのはわかるが、何とかしやがれ!」と怒りをあらわにしていた。