田代まさし被告 恩人急逝に「志村さんより僕が逝くべきだった」と嘆き

2020年03月31日 15時38分

田代まさし被告

 29日に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した“喜劇王”志村けんさん(享年70)の死を受けて30日、師弟関係にあった元「ラッツ&スター」のタレント・田代まさし被告(63)がユーチューブチャンネルを更新。志村さんを悼んだ。

 田代被告は自宅で覚醒剤を使ったなどとして、覚せい剤取締法違反(所持、使用)および大麻取締法違反(所持)の罪に問われており、今月4日、1審の仙台地裁で懲役2年6月、うち懲役6月を保護観察付き執行猶予2年(求刑懲役3年6月)とする判決が下っている。

 昨年11月の逮捕は、薬物関係だけで5回目(他の容疑を含めて7回目)となる。現在、茨城県内の更生施設にいるが、控訴しており争う構え。

 田代被告は「僕は志村さん急逝のニュースを見て志村さんより僕が逝くべきだったと思いました。志村さんは今この世の中に笑いを届けるために必要な人でした。悲しくて心の整理がつきません。一番、脂が乗っていたころにたくさんの番組でご一緒させていただいたことを幸せに思います」と心中を吐露。

「笑いに必要なこと、大切なことをたくさん教えていただいてありがとうございました。いつかあの世で、また一緒にコントさせていただけたらうれしいです。安らかにお休みください」と故人をしのんだ。

 田代被告はラッツの活動が一段落した1986年ごろ、志村さんにギャグの才能を見いだされて、桑野信義(62)とともにバラエティータレントとして活動を開始。“ダジャレの帝王”“小道具の魔術師”として人気者となり、「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系)にレギュラー出演するようになった。

 田代被告によると、志村さんの代表的ギャグ「変なおじさん」は「喜納昌吉&チャンプルーズ」の「ハイサイおじさん」を基に、替え歌の得意な田代被告がアレンジしたものだったという。

 師弟関係は仕事のみならずプライベートにもわたった。田代被告は都内にあった3億円豪邸にたびたび志村さんを招待。音楽通の2人は豪華な音響ルームで音楽や映画を楽しみ、ブラックミュージックなどの話題で盛り上がったようだ。

 だが、田代被告は志村さんの期待を裏切るように何度も事件を起こした。そんな姿を師匠はどういう気持ちで見守ったのか。