安田美沙子VS退社事務所「訴訟」の裏 大御所タレントに泣きながらギャラ相談

2020年03月11日 17時01分

安田美沙子

 タレントの安田美沙子(37)が、所属事務所と訴訟トラブルになっていることが10日、明らかになった。この日、安田は第2子出産とともに、昨年の契約満了をもって事務所を退社していたことを報告。これに対し、事務所側は公式サイトで「安田とは現在訴訟が係属(訴訟進行)中」と発表した。関係者によれば、事務所側は、第2子出産のことも知らされていなかったという。両者の間にいったい何があったのか? 舞台裏を追跡する――。

 安田はこの日、自身のインスタグラムで2月23日に第2子を出産したことを明かすとともに「長年お世話になった事務所を昨年の契約期間満了とともに退社いたしました」と報告。

 続けて「それまで沢山悩み考えましたが、これからは、子育て、家、仕事との向き合い方をしっかりと家族で話し合い、自分のペースで考え、頑張っていけたらと思いこの決断に至りました。いままで本当にありがとうございました」とつづった。

 一見すると円満退社のようにも思えるが、実情は違う。

 所属事務所の「アーティストハウスピラミッド(以下、P社)」は公式サイトに「お知らせ」と題して「誠に遺憾ではありますが、安田美沙子とは現在訴訟が係属中でありますので、弊社のホームページから安田の肖像やリンクを仮に削除させて頂きました」と掲示。「係属中」とは、すでに訴訟が始まっていることを表す。

 安田は同社に15年以上所属。2003年に消費者金融「アイフル」のCMに抜てきされると「あの美女は誰?」と話題になった。その後はグラビアだけでなく、タレントや女優としても活躍。14年3月にファッションデザイナーと結婚し、17年5月に第1子となる男児を出産している。

「グラドル時代は安田美沙子、熊田曜子、夏川純の“ピラミッド3人娘”で、あらゆる雑誌の表紙をジャックした。事務所と二人三脚でブームを巻き起こしたと記憶している」(出版関係者)

 だが、その裏で安田は数年前から、退社の相談をタレント仲間に持ち掛けていた。

「他の事務所の待遇と自分の待遇を比べ、グチることも多かった。テレビで共演する大御所タレントに、泣きながら相談することもあったようだ」とはテレビ関係者。

 これに対し、P社の内情を知る人物は「他の事務所に比べて、待遇が悪かったとは思えない。彼女は直近まで月給は数百万円、年収は一般サラリーマンの7~8倍はもらっていたはず。それでも物足りなかったのか…」と首をかしげる。

 一説には、安田は結婚後から急に態度がよそよそしくなり、第2子出産もP社の関係者は全く知らなかったという。

 芸能界をめぐっては、昨年7月に公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾を出演させないようテレビ局に不当な圧力をかけた疑いがあるとして注意したことは記憶に新しい。

 芸能プロ関係者は「それが反響を呼んだため、公取委はがぜん芸能界に興味を持つようになった。独特の雇用契約や移籍後の活動を制限する行為に目を光らせている。これまでは所属タレントに対して事務所の方が上位だったが、今はイーブン、下手をすると訴訟になった場合は、タレント側の方が立場が強い可能性がある。安田もこの機に乗じてアクションを起こしたのかもしれない」と話す。

 他方で、一般常識を芸能界に当てはめるのは無理があるのも事実。

 今回、P社が安田を訴えたのは「売れたら独立なんてことがまかり通ったら、芸能事務所はどこも潰れてしまう」という危機感から。安田に対しては退社したからといって、潰すようなマネはしないというが…。

 泥仕合にならないことを祈るばかりだ。