お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(56)が16日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、韓国映画界に大きく後れを取った日本映画界に疑問を投げかけた。

 番組ではポン・ジュノ監督の「パラサイト」がアカデミー賞で4冠に輝いた快挙を特集。ゲストの俳優・中尾明慶(31)が「日本映画は、これをどう考えるのか。(韓国は)俳優さんも上手な方が多い」と話すと、MCの東野幸治(52)は「(俳優が)番宣番組に出て(見る側が)よく知っているから、作品に入り込めないということも…」と問題提起した。

 これを受けて松本は「俺はあると思うよ。プロモーションやりすぎたなって思うんですけど、最近の日本映画は」と指摘。番宣のために映画とは関係のないバラエティー番組などに出ることも多く、中尾が「ボクもバラエティー番組、めっちゃ出てますもんね」と打ち明けると「中尾君はどんな役やろうが、この人は恐妻家なんやって」と笑いを誘った。

 ただ、こうした状況については「日本特有でしょうね」と複雑そうな表情で語った。