M―1優勝ミルクボーイは超ストイック 大先輩の飲み会断ってネタ作り

2019年12月23日 17時00分

喜びを爆発させるミルクボーイの駒場(左)と内海

 漫才日本一を決める「M―1グランプリ2019」が22日、都内で行われ、「ミルクボーイ」(駒場孝=33、内海崇=34)が優勝。賞金1000万円をゲットした。

 ミルクボーイは大阪で活動しているが、全国的にはもちろん、関西でもほとんどテレビに出ることはなく、全く無名のコンビだ。優勝した直後の記者会見では「バイトとお笑いの仕事以外は全部ネタ合わせに時間を充てた。趣味の時間を削ったというか、やめました」と明かした。

 削った趣味とは、内海が競馬などのギャンブル、駒場は芸人との飲み会に数多く参加していたが、その誘いをある時期からすべて断るようになったという。

「M―1の司会を務めた今田耕司さんも関西でも定期的に飲み会を開いていて、駒場はそこに必ず出席していた。ただ会見で言っていたように、M―1を本気で目指すために飲み会に一切、行かなくなった。今田さんの飲み会にすら行かなくなったんです」(テレビ局関係者)

 駒場が飲み会の誘いを断るようになったことは、芸人の間で有名だったという。

「ただ芸人はネタ作りだけでなく、芸人同士の付き合いも大切。だから駒場が飲み会の誘いをすべて断るようになって、他の芸人からは『ああいう姿勢は問題』という批判の声が多かったのも事実です」(同)

 とはいえ、そんな努力のかいあって今回、ミルクボーイはM―1で優勝。しかも1本目で叩き出した681点は、7人が審査員を務めた回では史上最高得点という快挙も成し遂げた。最終決戦ではかまいたち、ぺこぱを下したが、あまりのレベルの高さに松本人志が「数年前なら、3組とも優勝していた」と舌を巻いたほどだ。

 他の芸人から批判を浴びても、ネタ作りとネタ合わせに集中したミルクボーイ。ここまでしないと優勝できないほど、M―1のレベルが上がったのは間違いない。