高橋克典 偉大な叔父・梅宮さんと“特別な絆”

2019年12月13日 18時57分

高橋克典

 二枚目俳優の高橋克典(54)が12日深夜、公式ブログを更新し、同日朝に慢性腎不全で亡くなった名優・梅宮辰夫さん(享年81)をしのんだ。高橋と梅宮さんは親戚関係にあった。

 高橋はこの日夜、都内で会見を開いたが、同じ芸能界で世話になった叔父との思い出が次から次にあふれ出て、寝付けなかったのだろう。梅宮さんとは長年、高橋の人気を不動のものにしたドラマ「特命係長 只野仁」(テレビ朝日系)で共演するなど、公私ともに交流があった。

 高橋は「寂しい。まだもう少し。まだ少し早い気がします。最後の病名は慢性腎不全。華やかな世界で生きた裏では、若い頃に患った胃癌から始まり、病気や怪我の多い方でした。それでもその都度生還し、現場復帰を果たしてきた辰夫叔父。しかも驚くべきことは幾度の闘病にも枯れることのなかった華やかさ、おおらかさ、優しさ。そして瞬間瞬間を楽しむ心」と、満州生まれで我慢強かった昭和の大スターをたたえた。

 そして「明るくおおらか、朗らかで優しく義理堅い、そんな方でした。先月の僕の母の葬儀の際も、悪天候の中、ご自分の身体がキツいはずにも関わらず、参列してくださいました。以前にも、ご自分の具合が悪かった時に、知人の方の激励に、見舞いに行ったよと話していたこともありました。親交のあった沢山の方々の中にも梅宮辰夫さんのそんな人柄が大好きだったのではないかと思います。大好きな叔父でした」と、梅宮さんの義理堅さを明かした。

 母と叔父、2人の身内を続けて亡くした高橋の心労は、察するに余りある。「想い出話は尽きませんが、あのおおらかさに触れられないと思うと、今本当に寂しいです。最後に会ったのは、最後の入院の最終日。2度目の見舞いに行くはずだったのですが、『明日退院だし、もうじっとしてるのは飽き飽きだから、これから買い物に行くぞ!』と病院を抜け出し、青山の紀伊國屋で待ち合わせ、『あとどれくらい生きられるんだからわからないからビビってどうするんだ、俺は変わらず楽しんで過ごすんだ』と一緒に買い物をすることに。会計の時、退院祝いとして僕がプレゼントさせてもらいますよというと、『ありがとう、嬉しい。』ととても喜んでくれました」。芸能界の先輩後輩、親戚関係を超えた特別な絆が感じられる。

 最後に「冥福を祈りますという気にはまだなれず。本当にお疲れ様でした。とだけ。さっき会ってきました。静かに眠るように安らかなお顔をされてました。今夜、まだ眠れません」とつづり、偉大な叔父の死をなかなか受け入れられない様子だった。