モー娘〝歌謡曲スタイル〟でコンサート再始動の狙い

2020年07月10日 06時15分

モーニング娘の石田亜佑美らが新しいスタイルを見せつける

 アイドルグループ「モーニング娘。’20」「アンジュルム」などのハロー!プロジェクトが異例のコンサートスタイルで再始動する。

 コロナ禍で全てのコンサートを中止していたハロプロが、11日から夏コンサート「Hello! Project 2020 Summer COVERS~The Ballad~」をスタート。毎年、この夏コンはハロプロ全グループが参加し、パフォーマンスを披露する〝夏祭り〟的な位置づけだった。

 アイドルのコンサートといえば、メンバーと観客が一体になって踊ったり、声援を送ったりするのが一般的。だが、そのスタイルでは新型コロナ感染防止対策が取れない。

 そのため、この夏コンでは「~The Ballad~」とのタイトルが示すように、全メンバーをA、B、Cの3グループに分け、さらにステージの上でソロで、J―POPのバラード曲を歌う演出に変更。観客も間隔を空け、ソーシャルディスタンスを保つ着席形式となった。楽曲も米津玄師から、オフコース、ユーミン、ドリカム、サザン、西田敏行までバラエティーに富んでいる。

 従来のハロプロではあり得ない形態だが、あるテレビ局関係者はその狙いをこう指摘する。

「新型コロナ終息が見えない中、これまでのやり方では、到底ステージを維持できない。当分は、じっくりと歌を聴かせる歌謡曲スタイルがふさわしいという判断」と時代に合わせた演出変更だという。

 もう一つは「メンバーの個人スキルのレベルアップ。グループだとごまかしが利く部分がソロだと真の実力が試される。これで実力をつけて、いざ、グループ公演が再開となった時はもう一段上のレベルで戦える」。

 夏を経て、ハロプロがどう成長するか。

 なお、コンサート再開記念として、東スポWebではモー娘・石田亜佑美の特別インタビューを公開する。