【モー娘・石田亜佑美インタビュー(2)石田が踊ってみた】ハロー!プロジェクトの夏コンサート「Hello! Project 2020 Summer COVERS~The Ballad~」が今週末からいよいよ始まる(全国6か所29公演)。ハロプロはコロナ禍ですべてのグループの春コンサート中止となっていたが、これが本格的なコンサート再開となるのか。そんな節目のタイミングで「モーニング娘。’20」の石田亜佑美(23)の〝ステイホーム〟を振り返る独占インタビューを東スポWebが短期連載でお届けする。第2回は「石田が踊ってみた」。

 ――ステイホームの期間はインスタグラムでの発信が話題。意識して発信し始めたコンテンツは?

 石田:ダンス(踊ってみた)かな? もともと、インスタ始めたぐらいから、考えてはいて。あとは私自身の運動のためにも(笑い)。だから、時間ができたことで、いざスタートするタイミングができたという感じですね。

 ――ダンス動画の撮影は

 石田:基本的には事務所のスタジオで撮影していたんですが、実は貸しスタジオを借りたりもしたんですよ! 言っちゃっていいのかな? 別にいいですよね(笑い)。事務所まで行けない時に貸しスタジオを借りました。安心してください。料金を支払うのは対面式ではなく、集金袋に料金を入れるタイプのスタジオでしたから。「密」じゃなから大丈夫です! ふふふっ(笑い)。初めてそういうこともしてみました。

 ――カメラセッティングとかは

 石田:それも全部自分ですね。デジカメです。画角とかも自分でチェックして。全部一人で。椅子とかのお片づけも全部自分です(笑い)。「ちょっと邪魔だなあー」なんて言いながら。

 ――ハロプロ以外のK―POPアーティストのダンスも披露した

 石田:やるとなったら、絶対に妥協したくなくて! 実はK―POPもあまり聞いたことがなかったんですが、見たら格好良かったので。

 ――難しかった点は

 石田:本家に寄せるのか、私らしく踊るのか、悩みましたねえ。それで私は「一回、本家に寄せてみよう」と。でも「あゆみんらしいね」という声があったので。真面目に本家に寄せていくところが、私らしくあったのかな? しかも、本家に寄せたほうが「自分の知らない踊り方を知ることができるな」って感じたんです。

 ――ポイントは

 石田:K―POPは「リズムを取らない」って感じですかね。そうだな、「体では細かいリズムを表現しない」って感じかな? 多分、体感的にはみんな取っているんでしょうけど。ハロプロは16ビートをとにかく刻んで「いかに細かく弾めるか」っていうのが振り付けの中にも組み込まれている。ハローは脚や手で表現するって感じですけど、K―POPは「余裕~」って感じですかね。そうだな、ハローでいう「ワン」「ツー」「スリー」がK―POPでは「ワ~~ン」でつながってるっていう、そういう〝ねちっこさ〟みたいなものがありましたね。

 ――モーニング娘の曲でK―POPのようなダンスは

 石田:それがね、ないんですよ。いろんな踊り方を勉強しても、なかなかモーニングで生かせなかったりもするんですね。それが、もどかしい部分ではあるんですけど…もしかしたら、私がもっと研究して、技量が上がれば、モーニングにも生かせるのかもしれません。まだ、ちょっとその域には達してないですね。でも、いろんな「気づき」がありました。

(つづく)