演歌歌手・竹島宏が16日、都内で新曲「一枚の切符」の発売イベントを行った。

 昨年リリースしたシングル「プラハの橋」に続き、ヨーロッパをテーマにしたラブソングで、フランスのパリを舞台にした作品。竹島は「世界の人々が幸せに暮らせるように心を込めて歌いたい」と語った。

 竹島はコロナ禍で「ファンを励ましたい」という思いからツイッターで毎日、花を持っている自分の写真とその花言葉を載せてきた。今回のイベントでは、音楽と花のコラボレーションを表現したいと、フラワーアーティスト「dodo tokyo」が竹島の周りに花を飾り立てていくというステージを披露。アジサイの花やスモークツリーなどが飾られた中、新曲を熱唱した竹島は「花に囲まれて歌うことができて、さわやかな気分。いまは爽快という言葉がぴったり。『爽快』はレモングラスの花言葉です」と話した。

 シングルのタイトルにかけて、どこにでも行ける切符があったらどこに行きたいかと聞かれた竹島は「夢の国に行きたい。歌手にとっての夢の国は紅白歌合戦のステージ。いつでもうかがえるようにスケジュールを空けて歌に磨きをかけておきます」と意気込んだ。