「俺にもヤラせて!」。長澤まさみ(26)との復縁が報じられた伊勢谷友介(37)に“ゲス発言”が浴びせられた。先月中旬に行われた綾野剛(32)主演の映画「新宿スワン」のロケがヤジ馬殺到のため中止になった。“元凶”はミーハーな見物人ではなく、地元のヤンキー集団。騒ぎを鎮めるために頭を下げた伊勢谷友介には「イ・セ・ヤ! イ・セ・ヤ!」の大合唱で、長澤への“わいせつ発言”も飛び出したという――。

長澤まさみと破局? 伊勢谷友介に直撃すると「あなた、誰ですか?」



「現場は人だかりができていて、スタッフの『撮影にご協力ください』『写真は撮らないでください』という声が飛び交っていました。それでも一向に収まる気配はありませんでした」

 そう証言するのは目撃者の一人だ。綾野、伊勢谷、山田孝之(30)らイケメン俳優が多数出演する映画「新宿スワン」(来春公開)のロケが先月14~17日にかけて浜松市の市街地で行われた。

 人気コミック原作の同作は新宿歌舞伎町で奮闘するスカウトマンの物語。

 キーパーソンの風俗嬢アゲハを演じるのは沢尻エリカ(28)で、関係者によると「2年前の主演映画『へルタースケルター』で“ナマ乳”を披露した彼女ですが、今回はそれをしのぐと言われています」という。

 そんな注目作だけに、ヤジ馬が殺到するのは無理もなかった。現場はパニックに陥り、15日の撮影分が中止に…。

 伊勢谷は同日夜、自身のツイッターで「現場が混乱してしまっています。撮影を進めるのも難しい状態です。どうか皆様、私達撮影隊がお邪魔しておりますが、どうか撮影が上手く進む様にご協力お願いします」とコメント。

 山田もフェイスブックで「撮影が完全にストップしてしまいました。見たい気持ちは分かりますし、こちらがお邪魔している立場ですが、現場に来ている皆さん、映画の完成を楽しみにしている多くの方々のために見学を我慢していただけないでしょうか」と理解を求めた。

 原因はロケの様子をリアルタイムでツイッターやLINEで拡散する見物人が続出したこと。ただ、混乱に拍車をかけた“元凶”は別にいた。

「現場には地元のヤンキーとおぼしき集団もいて、しきりに騒いでいたんです。見かねた“兄貴分”の伊勢谷さんが彼らの前で『お願いですから撮影させてください』と頭を下げたのですが、それが逆効果。火に油を注ぐことになってしまったんです」(同)

“ナマ伊勢谷”の姿に集団は「おい、伊勢谷だぞ!」と大興奮で、その場で「イ・セ・ヤ! ほれ、イ・セ・ヤ!」と大合唱が始まったという。

 中には、復縁が報じられた長澤に触れ「今日はまさみちゃん来てないの~?」「俺にも一発ヤラせて!」などと悪ノリするやからもいたという。

「静岡県でも浜松は良くも悪くもヤンチャな人が多い。ちょうど撮影時期は地元の風物詩の浜松まつりに向け、若者のボルテージが高まっている最中。いつも以上にテンションが上がっていたのかもしれないが、こんなことで撮影が中止になったのは初めて。伊勢谷さんは大人なので我慢していたが、内心は穏やかじゃなかったはず」とは映画スタッフだ。

 完全に裏目に出たとはいえ、ヤンキー集団の前に立った伊勢谷の男気は大したもの。1度は長澤との破局も報じられたが「そもそもあれは彼女の事務所が『男を取るか、仕事を取るか』と究極の選択を迫り、強制的に別れさせたもの。決定的な破局原因があるわけではなく、ヨリが戻ることは容易に想像できた」(芸能プロ関係者)。

 今回の騒動で、長澤はさらにホレ直したことだろう。