5日のフジテレビ系「ノンストップ!」は、元貴乃花親方(元横綱)の花田光司氏(46)と昨年10月に離婚した河野景子(54)の独占インタビューを放送した。
この日、発売した離婚後初エッセー「こころの真実 23年のすべて」(世界文化社)の宣伝を兼ね、取材に応じた。花田氏との結婚生活から離婚まで、すべてを赤裸々に語っている河野は「私の心の真実をきちっとここで活字にしようと思った」と話した。
1995年に挙式し、8歳年上の姉さん女房として支えた。アナウンサーだった河野にとって「全く違う生活」がスタートした。
花田氏は「貴乃花光司」と「花田光司」の顔を繰り返し、引退して部屋を持つころには「(花田光司は)だんだん少なくなってきたというのは正直なところ」と、仕事への比重がどうしても大きくなったという。
国民的スターだった横綱との結婚。華やかな生活の裏で、河野には異変が生じていた。嫌がらせや誹謗中傷の手紙が送りつけられ、精神的に追い詰められた河野は錯乱状態に陥り、壁に頭を打ちつける自傷行為を行っていた。
6年前には、ストレスから円形脱毛症になり、かつらをつけて生活していた。「それがきっかけになって自分の人生を見直そうということになりました」
花田氏はますます仕事にのめりこみ、いつしか、大好きだった「花田光司」を喪失。花田氏の「河野で仕事をしてみたらどうか?」の声がけもあり、2016年に会社を設立して、話し方講座などで全国を回る活動を始めた。
23年の結婚生活にピリオドを打った河野は、紆余曲折を乗り越えて新たなスタートラインに立った心境を明かしつつも「彼は必要だった」「私をつくり上げる一つひとつでありました」と振り返った。