ボートレース宮島のGⅢ「第8回ウエスタンヤング」は16日、4日間の予選を終了。17日は準優3番が行われる5日目に入る。

 予選トップの座はこの日の11Rを逃げ切った村上遼(29=長崎)が堅守し、2、3位の羽野直也(26=福岡)、佐々木完太(25=山口)とともに準優1号艇に君臨。

 2号艇にも序盤から快速を誇った末永和也(22=佐賀)や気配急上昇の石丸海渡(27=香川)、定松勇樹(20=佐賀)が控えており、それぞれがイン=1号艇にプレッシャーをかけそうだ。

 また、仲谷颯仁(26=福岡)や入海馨(25=岡山)、近江翔吾(28=香川)といった実力者たちも優出を狙ってひと暴れを狙うのは必至だ。

 そして、準優11R4号艇の超伏兵・山川雄大(28=兵庫)も面白い存在になりそうだ。

 尼崎で練習をする姿をよく見かける。元気が良くて明るい好青年という印象はあったが、優出未経験だとは思わなかった。

 その山川が今節は「結果が出ているのでエンジン本体に触らなかった」と、プロペラ調整だけで51号機を手なずけ、4日目3Rまでオール3連対の快進撃。予選ラスト(9R)は1号艇に組まれており、好枠で準優に進む大チャンスだったのだが「スタートでミスった。それで1Mも焦りました」と4着に敗れた。

 さすがにレース直後は悔しさも見せたが、すぐに自分を取り戻すと「これで本体整備もできます。リングを替えるかも」とパワーアップを目指し「準優戦の枠がダッシュ枠なら、伸びに寄せていきます!」と頭と気持ちを切り替えた。序盤から伸び型だっただけに、4号艇の方が却って持ち味が生きそう。伏兵が初優出に挑む。