和歌山県営の奈良ミッドナイト競輪(FⅡ)が18日に初日を開催した。チャレンジ戦2Rは、脇田良雄(51=広島)が森佑樹(35=岡山)をかわして白星スタートを切った。

 脇田と言えば、あの松浦悠士(30=広島)の師匠として知られる現役31年目を迎えた大ベテラン。充実する近況は松浦との〝逆・二人三脚〟ともいえる師弟愛のたまものだ。「弟子が練習メニューを組んでくれていて、そのおかげ。こっちも口を出さないし黙ってこなしています。これじゃ師弟が逆ですよ(笑い)。でも、最近は練習で前を回してくれるようになったし、邪魔はしていないと思う」といい感じ。

 ただ、松浦は調整や移動で日程が詰まっておりなかなか一緒に練習ができる機会が少なく、わずかな時間をつくり車を合わせたという。

「函館記念の直前に『朝の9時まででしたら練習できます』っていうから、1時間一本勝負でやってきました。今回さっそくいいスタートが切れたし、やって正解だった」

 くしくも同じ日(18日)に松浦が函館記念を制したところ。「同じ日に1着を取ったのは初めて。クラスはぜんぜん違うけど、一緒に頑張ってきたしこれはうれしい!。うまいものを食べさせてほしいな(笑い)」と運命を感じ、この時ばかりは師匠の顔になっていた。