アイドルグループ「カントリー・ガールズ」の嗣永桃子(25)が30日、東京・江東区の青海野外特設会場で「嗣永桃子ラストライブ ♥ありがとう おとももち♥」を行った。「ももち」の愛称で活躍した嗣永はこのラストライブをもって芸能界を引退し、幼児教育の道に進む。アイドル人生最後の日となるラストライブはすべて嗣永プロデュースによる、ももち祭りで“アイドル・嗣永桃子”のすべてをステージにぶつけた。
オープニングから“ももちワールド”全開だった。「桃太郎さん、桃太郎さん」の歌詞で知られる童謡「桃太郎」のメロディーが鳴ると「カントリー・ガールズ」のメンバーが犬、猿、キジなどに扮してお遊戯を始める。ステージ中央に「大きな桃」が出てくると、その中から、玉のようにかわいい羽織姿の“ももち太郎”嗣永が登場。「ももちこと嗣永桃子です! ラストステージ、悔いの残らないように全力で楽しんでいきたいと思います!」とスタートした。
ライブではこれまで属したグループ「Berryz工房」「Buono!」「カントリー・ガールズ」などの曲のメドレーで自身のアイドル人生を振り返った。ラスト参加曲「ピーナッツバタージェリーラブ」(カントリー・ガールズ)や「初恋サイダー」(Buono!)、デビュー曲「あなたなしでは生きてゆけない」(Berryz工房)などを披露するとファンも大盛り上がりでサイリウムを振って、嗣永最後のパフォーマンスを後押しした。
ベリーズ時代の嗣永といえば、特徴的なツインテールの髪形、通称“ももち結び”がトレードマークだったが、カントリーのメジャーデビュー以来封印していた。それをこのラストライブで復活させ「ももち! 許してにゃん♡体操」を熱唱。「3年ぶりに復活させました! もう、この髪型の私を見ることはありません!」と、ももち結びに別れを告げた。
3年間、嗣永が手塩にかけて育てたカントリーの後輩メンバーもラストに花を添えた。
山木梨沙(19)は「これでももち先輩と最後と思うと、寂しい気持ちでいっぱいです!」と言えば、嗣永も「みんな成長したよね…泣いちゃう」とおどける。
嗣永はどんな時でも涙を見せない“プロ魂”の持ち主としても評価されていた。最後のMCでも涙をこらえて「私は自分が一番大好きです! みなさんのおかげで私は私を好きになれました!」と笑わせた。
最後は「ありがとう! おともだち。」でフィナーレ。完璧なステージングで15年のアイドル生活を締めくくった。
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